お知らせ 2026年
入社式あいさつ(骨子)
2026年4月1日
ソフトバンク株式会社
本日開催したソフトバンク株式会社の2026年度の入社式で、代表取締役 社長執行役員 兼 CEOの宮川 潤一が、新入社員498人に向けてあいさつをしました。
皆さん、本日は入社おめでとうございます。
本日ここに来るまでに赤い車を何台見たか、正確に覚えている人はいるでしょうか。おそらく、ほとんどの人が覚えていないはずです。このように意識していない情報は脳を素通りしてしまいますが、もし「赤い車を見つけたら、報酬を渡す」と言われたらどうでしょうか。会場を出た瞬間から、赤色に敏感になり、今まで見えていなかった赤いものが次々と目に飛び込んでくるはずです。これは特定のモノや色、言葉を意識することで、関連する情報が目に留まるようになる心理現象によるものです。つまり、意識次第で私たちが得られる情報の質は大きく変わるということです。
この考え方は、仕事をしていく上でも重要です。興味を持って意識するとたくさんのチャンスに巡り合うことができる一方で、意識しなければチャンスを逃すことになります。
ソフトバンクは、AI(人工知能)革命の最前線を走る企業として多くの挑戦を続けています。その中で何ができるかは、皆さんの意識次第です。だからこそ、今日から皆さんの中に「AI革命の当事者」というアンテナを立ててほしいと思います。その瞬間、今まで意識していなかったことが、時代を創るヒントに見え始めるでしょう。常にアンテナを張ることで、多くのチャンスをつかむことができるのです。
では、ソフトバンクにはどのようなチャンスがあるのでしょうか。ソフトバンクは、これまで通信インフラをはじめとしたさまざまな事業を通して、人々の生活を支えてきました。これからは、AI時代に必要な全てをつくり、時代を創る企業へと進化します。今日は皆さんに、ソフトバンクが創っていく世界を、共有したいと思います。
ソフトバンクが目指しているのは、全ての人が幸福にAIと共存できる世界です。実現に向けて、AIデータセンターの建設やAI-RANの構築、「クリスタル・インテリジェンス(Crystal intelligence)」の開発を進めています。
また、AIの処理には莫大なエネルギーが必要です。ソフトバンクは、エネルギー不安のない世界を目指して、次世代太陽光電池やエネルギーマネジメントシステムなどの開発を進めています。
さらに今後は、世界中のどこでもAIにつながることの重要性が高まっていきます。通信の需要は2次元を超えて、ドローンなどの進化に合わせて3次元空間まで変化してきています。ソフトバンクは、地球上のどこでもつながる世界を目指して、地上の基地局だけでなく、空飛ぶ基地局であるHAPSなどによる空の通信ネットワーク網の整備にも挑戦しています。
このように、ソフトバンクはAI時代を創っていくために必要とされるものを社会に実装し続けています。世の中にないものは自らつくることで、取り組みを多角化しています。皆さんも「情報革命で人々を幸せに」という経営理念に沿って、さまざまなことに挑戦してほしいと思います。
最後にもう一度、冒頭の話を思い出してください。「AI革命の当事者」というアンテナを立ててくださいと話しました。皆さんがこれから働く上で、さまざまな疑問を感じるはずです。その違和感こそ、挑戦の種です。ぜひ、その直感を信じて声を上げてください。皆さんの挑戦がソフトバンクの進化となり、これからのAI時代を創っていきます。常にアンテナを研ぎ澄まし、「AI革命の当事者」として共に挑戦していきましょう。