プレスリリース 2018年
(平成30年北海道胆振東部地震)
携帯電話ネットワークの復旧で実施した取り組みについて
2018年9月12日
ソフトバンク株式会社
北海道胆振地方中東部を震源とする地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
震災に伴い、北海道各地で、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)が提供する通信サービスにおいて、つながりにくい、またはご利用できない状況が発生しました。ご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
ソフトバンクが提供する携帯電話サービスは、9月10日午後10時58分に、影響のあった全ての地域において復旧しました。
(全復旧報:携帯電話サービス)平成30年北海道胆振東部地震の影響について
復旧活動の概要
<ネットワーク復旧にむけて実施した主な取り組み>
- 従来型と比べて小型・軽量で携行性に優れ、短時間での設置を可能とする可搬型衛星アンテナ「FLY-981」を活用
- 停電の影響を受けた基地局に対し、移動電源車や可搬型発電機を活用して給電を実施
- 移動基地局車、可搬型基地局を投入
ソフトバンクでは、震災発生の当日に、関東や東北などをはじめ全国から復旧対応メンバーを招集し、準備ができたチームから救援物資を携えて現地に入りました。また、陸上自衛隊との災害協定に基づき※、自衛隊のヘリコプターや輸送艦による復旧対応メンバーの移動や燃料の運搬などを行いました。
今回の地震では、300名以上の技術チームのメンバーが被災地に入り、伝送路の支障に対応するために、小型かつ軽量で携行性に優れ短時間での設置を可能とする「FLY-981」などの可搬型衛星アンテナを持ち込んで、衛星回線を活用した復旧作業を行いました。停電の影響を受けた基地局に対しては、移動電源車や可搬型発電機を利用して復旧作業を進めました。そのほか、移動基地局車を稼働させるなど迅速なエリアの確保に努めました。
- [注]
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- ※
可搬型衛星アンテナ「FLY-981」による衛星回線を活用した復旧
移動基地局車
陸上自衛隊立川駐屯地からの輸送支援
陸上自衛隊チャーター船によるタンクローリーの輸送
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