プレスリリース 2023年
中学・高校向けに生成AIについて学べる教材を開発、
「AIチャレンジ」導入校へ9月下旬から提供
~8月下旬から実証授業を実施~
2023年7月31日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、AI(人工知能)活用人材を育成するための中学校・高等学校向け教育プログラム「AIチャレンジ」の導入校向けに、生成AIについて学べる「生成AI活用入門教材」を新たに開発し、2023年9月下旬から提供します。「生成AI活用入門教材」の提供開始に先立ち、AIなどの情報教育に積極的に取り組む学校の協力を得て、この教材を活用した実証授業を8月下旬から9月中旬の間に実施します。
「生成AI活用入門教材」は、授業2コマ分(1コマ50分)の内容で、「ChatGPT」をはじめとする生成AIの種類や仕組み、活用例、リスクなどに関する基本的な知識を学ぶことができる第1部「生成AIを知る」と、生成AIを体験しながらプロンプトの工夫による効果的な活用方法や、生成AIの倫理的問題などを学ぶことができる第2部「生成AIを体験する」の構成となっています。さらに、「AIチャレンジ」の学習プログラムの中で課題に取り組む際に、どのように「ChatGPT」を活用できるかについてまとめた「ChatGPT活用ガイド」も併せて提供します。
7月4日に文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表するなど、学校現場では生成AIの適切な活用方法などに関する教育が求められており、「生成AI活用入門教材」はこのガイドラインに沿って開発したものです。
2022年4月から提供している「AIチャレンジ」は、AIの基礎や仕組みを実践的に学ぶことができる教育プログラムとして、中学校および高等学校の授業で採用可能な「AI活用実践コース」と「AI活用実践Liteコース」の二つのコースを用意しており、これまでに52の学校・団体で活用されています。新たに提供する「生成AI活用入門教材」は、これらのコースを導入している学校・団体であれば追加費用なしで利用することができます。
ソフトバンクは、今後もAIに関する最新の動向などを踏まえて良質な教材の開発に取り組むなど、「AIチャレンジ」を通して次世代のAI人材の育成に貢献していきます。
「生成AI活用入門教材」の概要
第1部:生成AIを知る | 教材のイメージ |
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第2部:生成AIを体験する | |
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第1部:生成AIを知る | |
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第2部:生成AIを体験する | |
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教材のイメージ |
実証授業の実施校
- つくば市教育委員会(市内の中学校)
- 茗溪学園中学校高等学校
- 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校
- 富士市立高等学校
- 島根県立出雲商業高等学校
- 鹿児島情報高等学校
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