プレスリリース 2023年

東南アジアでの高精度測位サービスの展開に向けた
事業実施可能性調査を開始

2023年10月12日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、経済産業省が日本企業の質の高いインフラの海外展開を促進するために設けた、令和5年度「質の高いインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業費補助金(我が国企業によるインフラの海外展開促進調査)」に係る間接補助事業者の公募で、ソフトバンクが申請した「インドネシア国・フィリピン国・ベトナム国・タイ国・マレーシア国/高精度測位サービスの事業実施可能性調査事業」(以下「本調査」)が採択されましたのでお知らせします。

東南アジアでは、交通渋滞などの社会課題の解決や、防災・減災への関心が高く、将来的に、自動運転やドローン物流、火山活動や地震の予知、インフラ監視などの幅広い分野で、高精度測位サービスの活用が期待されています。

ソフトバンクは、国内で高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」を展開しており、幅広い事業分野での活用実績があります。今後、さまざまな産業において業務プロセスの自動化やDX(デジタルトランスフォーメーション)のニーズが高まっていくと予想される東南アジア5カ国(インドネシア国・フィリピン国・ベトナム国・タイ国・マレーシア国)に対し、高精度測位サービスの要素技術やユースケースなどの分析を通して、事業の実施可能性について調査を行います。また、高精度測位サービスを展開する上での、各国における技術的な課題や影響などについても調査します。

ソフトバンクは、本調査を通して、高精度測位サービスのグローバルレベルでのニーズ、市場動向、各国の法規制および財政支援の状況などについても調査し、グローバル展開の可能性についての評価を実施します。また、本調査の評価を通して、各国の政府機関と継続的に連携しながら、事業の実施可能性を判断した上で、5年以内の事業化を目標に、東南アジアでの高精度測位サービスの展開を目指していきます。

[注]
  1. 経産省の公募事業に関する詳細は、こちらをご覧ください。

高精度測位サービスの活用イメージ

高精度測位サービスの活用イメージ
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