健康経営の推進体制・目標

推進体制

推進体制図
CHRO CHRO(チーフヒューマンリソーシズオフィサー)は最高人事責任者であり、健康経営の推進および労働安全衛生マネジメントを統括しています。
Well-being推進室 CHROの直下に、社員が心身ともに健康な状態で仕事に向き合える環境づくりを推進するために発足した専門部署です。グループ会社のSBアットワーク株式会社に設置されたウェルネスセンターと連携し、各種健康経営の施策を企画・実行を推進しています。
SBアットワーク(株)
ウェルネスセンター
SBアットワーク株式会社が運営する「ウェルネスセンター」は労働安全衛生対応のサポートを行う他、産業医や保健師・カウンセラー・ヘルスキーパー(あん摩マッサージ指圧師)など、専門の資格を持つスタッフが常駐することで心身に関する相談ができる環境を用意しています。
各事業所
安全衛生委員会
事業所内で働く人々の安全と健康の確保は事業活動に不可分な関係です。安全で働きやすい職場環境を整備するための会議体として50名以上の事業所には安全衛生委員会を設置しています。また委員会では安全衛生に関する取り組みについて、自部署で行っているグッドプラクティスの発表や他事業場での取り組み紹介を通じて、よりよい職場改善に役立てています。
ピアサポーター 従業員が本務を持ちながら職場単位で身近な同僚への心身の健康づくりをサポートする社内ボランティアです。
EAP 従業員の心身の健康や生産性向上を支援するプログラムです。

健康経営全体のKPI

心身の健康だけでなく、働きがいに関する項目を全体のKPIと設定し、「健康管理」「安心安全な職場環境」「健康維持・増進」の三つのアプローチから各種指標をモニタリングし、PDCAサイクルを通して継続的な業務改善を図ります。

健康経営全体のKPI

具体的な数値目標

健康経営目標指標

2018
年度
2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
実績 目標 実績
プレゼンティー
イズム※1
81.0% 80.0% 81.0% 85.0% 85.0% 86.0% 90.0%
以上
アブセンティー
イズム※2
4.6日 4.6日 3.8日 4.0日 4.1日 4.4日 4.5日
以下
ワーク・エンゲージメント※3 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.9
以上
2.6
[注]
  1. ※1
    2023年度 測定人数12,752名、回答率54.0%。2020年度までは当社健康意識調査により体調不良による業務効率低下を感じる日数。「月1日~2日」「ほとんどない」と回答した数をカウント。2021年よりSPQ(Single-Item Presenteeism Question 東大1項目版)にて取得
  2. ※2
    2023年度 測定人数20,823名、回答率100%。傷病による欠勤・休職
  3. ※3
    2024年度 測定人数20,045名、回答率93.9%。仕事に対するポジティブで充実した心理状態を表示したスコア。ストレスチェックにて新職業性ストレス簡易調査票のワーク・エンゲイジメントに関する2項目を測定。(4:そうだ、3:まあそうだ、2:ややちがう、1:ちがう)

各種モニタリング指標

2018
年度
2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
実績 目標 実績
定期健康診断有所見率 54.7% 55.1% 57.9% 57.9% 56.7% 57.1% 56.6%
以下
BMI+リスク因子※4 20.2% 22.2% 21.3% 21.2% 21.2% 20.2%
以下
脂質
(LDLコレステロール)
24.8% 28.2% 27.7% 25.1% 25.2% 24.2%
以下
喫煙率 29.9% 29.7% 26.8% 25.8% 24.7% 24.5% 23.5%
以下
睡眠に関する休養感 62.5% 62.9% 71.3% 71.1% 70.8% 68.9% 70.4%
以上
時間外労働時間
(一般職平均)
24.9h 24.2h 27.2h 27.0h 24.9h 24.9h
いきいき度
(ストレスチェック)※5
105 110 111 110 112 105
以上
115
総合健康リスク
(ストレスチェック)※6
89 87 85 85 85 90
以下
83
[注]
  1. ※4
    リスク因子:血圧・脂質・肝機能・血糖のいずれか
  2. ※5
    2023年度 測定人数19,814名、回答率92.3%。個人と職場の活性度を示したスコア。職場の一体感やワーク・エンゲージメントの要素を含む。厚生労働省が2010年に実施した、全国0.5万人の労働者に対する調査データを基に「全国平均=100」とした偏差値で表示。スコアが高いほど個人や職場の活性度が高いことを示しています。
  3. ※6
    2023年度 測定人数19,814名、回答率92.3%。職場のストレスが個人の健康に与える影響を示したスコア。厚生労働省が2000年に実施した全国332事業場2.5万人の労働者に対する調査データを基に「全国平均=100」とした偏差値で表示。スコアが低いほど社員の健康に及ぼす悪影響が少なくなることを示しています。

その他の指標

2018
年度
2019
年度
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
実績 目標 実績
定期健康診断受診率 99.9% 100% 100% 100% 100% 100% 100%
二次検査受診率 57.0% 53.8% 58.7% 64.0% 73.1% 73.2%※7 80.0%
以上
特定保健指導
完了率※8
31.6% 32.9% 31.5% 57.7% 50.2% 52.2% 60.0%
以上
ストレスチェック
受検率
90.1% 91.0% 84.7% 86.1% 87.2% 92.3% 95.0%
以上
93.9%
高ストレス者率 12.7% 13.3% 11.2% 11.8% 12.2% 13.1% 13.0%
未満
12.1%
年休取得率 76.5% 72.2% 61.8% 70.1% 77.3% 77.7% 70.0%
以上
[注]
  1. ※7
    2024年7月25日時点
  2. ※8
    特定保健指導完了率は全対象者の継続支援終了後の集計結果のため、前年度の実績および目標値を掲載