オレンジセーフティネット
当社は、認知症のある方が安心して暮らせるよう、地域の住民がスマートフォンを活用して協力し、行方不明者の早期発見を支援する共助型アプリ「オレンジセーフティネット」を自治体向けに提供しています。ご家族、地域住民、自治体がリアルタイムに情報を共有し、一体となって大切な人を見守ります。
動画で分かる!
オレンジセーフティネット
とは
社会背景
日本では認知症による行方不明者が年々増加しています。警察庁の統計では、この10年間で約2倍となり毎年2万人弱の行方不明届が出されています。また、2024年1月に施行された「認知症基本法」により、自治体には地域ぐるみでの見守り体制整備が求められています。
こうした状況を踏まえ、地域全体で協力して迅速に対応できる仕組みの構築が必要です。
サービス活用イメージ

「オレンジセーフティ
ネット」の特長
①行方不明者の特徴が分かる画像・情報を共有

捜索協力者は、行方不明者の画像や本人を特定可能な情報を閲覧できるので、似た人を見かけた際に本人かどうかを判断することが可能です。
②リアルタイムで捜索協力者が居る場所や状況を共有

捜索協力者がいる場所が地図上で可視化されます。行方不明者に似た人物を見つけた場合、発見した場所の地図や写真などを投稿し共有できます。それらの情報を元に、依頼者は行方不明者本人かを早期に確認することが可能です。
③必要な人にのみ行方不明者情報を開示

個人情報保護の観点から、家族などからの捜索協力依頼は、協力者がアプリ上で「捜索に協力します」と同意した際に初めて閲覧可能になります。捜索終了後は、自動的に閲覧が制限されます。
ご利用の流れ
STEP1:自治体へ事前登録
認知症による行方不明が心配される「依頼者(見守り対象が家族にいる方)」、「協力者(捜索に協力する意思のある方)」は、事前に自治体へ登録を申請※します。
- [注]
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- ※
依頼者は行方不明になる恐れのある家族の特徴(画像など)も申請
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STEP2:行方不明が発生した場合(捜索依頼)
依頼者はアプリに当日の服装や見失った場所などを入力し、「捜索依頼」を選択します。
STEP3:捜索協力者への情報提供
協力者はアプリで「承諾」を選択すると、行方不明者に関する情報を閲覧できます。
STEP4:行方不明者の捜索
協力者は行方不明者に似た人物を見かけた場合、顔や体型が分かる写真や発見場所の地図などの情報をアプリに投稿します。
STEP5:行方不明者の発見・保護
依頼者は協力者が投稿した情報を確認し、行方不明者本人であると判断した場合、保護に向かいます。
取り組み事例
当社は特定非営利活動法人 地域ケア政策ネットワークの「認知症サポーターキャラバン」パートナー企業です。
