プレスリリース 2018年
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う
「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」
協力校を募集
~児童・生徒の成長や指導記録を活用することで継続的な支援を実施~
2018年1月18日
東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンク株式会社
株式会社エデュアス
東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:神崎 亮平、以下「東京大学先端研」)、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)、ソフトバンクグループで教育事業を展開する株式会社エデュアス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下「エデュアス」)は、ICTを活用して障がい児※1の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」の協力校の募集を、2018年1月18日から開始します。「魔法のプロジェクト※2」は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、タブレットや人型ロボット「Pepper」を1年間無償で貸し出し※3、教育現場や日常生活の場などで活用していただく実践研究を実施するものです。
今回のプロジェクトは、児童・生徒の学習や成長の「めあて」(学習や生活における具体的な目標)に向けて、指導の記録を取得し、効果を示すことを目的としています。「魔法のダイアリー」というプロジェクト名には、そうした活動をベースに実践研究を進めることで、児童・生徒が支援や配慮を途切れることなく受けられるようにという願いが込められています。
「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」は、2009年から東京大学先端研とソフトバンクグループが実施してきた一連の「魔法のプロジェクト」の成果を生かしながら、新たなニーズに対する実践研究の実施を通して、この活動を普及させることを目的にしています。東京大学先端研、ソフトバンクおよびエデュアスは今後もタブレットや人型ロボットなどの活用による、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。
募集に関する詳細は下記の通りです。
1. 目的
特別支援学校・特別支援学級および通常学級に通う障がい児などの学習・日常生活における携帯情報端末と人型ロボットの活用事例研究「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」において、協力校の支援と、その成果を広く普及させることを目的に実施します。
2. 募集概要
応募資格 |
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募集期間 | 2018年1月18日 午後2時~2月28日 午後5時 |
応募方法・詳細 | 「魔法のプロジェクト」のウェブサイトをご覧ください。 |
選考結果 | 2018年3月中旬までに、各応募者に通知します。 |
実践研究期間 | 2018年4月~2019年3月末(1年間) |
協力校には各地域にて、活用事例を発表する研修会を任意で実施していただく予定です。
- [注]
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- ※1認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、読み書き障がいや自閉症、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいなどを含みます。障がいの種別は問いません。
- ※2携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(2009年度実施)、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」(2011年度実施)、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」(2012年度実施)、これらのプロジェクトの集大成として行った「魔法のランププロジェクト」(2013年度実施)、特別支援学校・特別支援学級の障がい児に加え、初めて通常学級の発達障がい児も対象にした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」(2014年度実施)、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化した「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」(2015年度実施)、教員志望の学生や若手教員の育成を強化した「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」(2016年度実施)、人型ロボット「Pepper」を新たに貸し出した「魔法のプロジェクト2017 ~魔法の言葉~」(2017年度実施)。
- ※3ソフトバンクグループ株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、社会課題解決支援のために本プロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用しています。
- ※4個別の教育的ニーズのある障がい児の自立と社会参加を目指す教育。
- ※1
- iPadはApple Inc.の商標です。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。