チャリティホワイト
東日本大震災の被災地の子どもたちへの継続的な支援に役立てるため、月々の携帯電話利用料金と合わせて寄付ができる「チャリティホワイト」を2011年8月に開始しました。これまでに延べ300万人を超えるお客さまにお申し込みをいただき、合計寄付額は11億1,770万296円となりました。ご支援をいただきました皆さまに感謝いたします。
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「チャリティホワイト」は2020年7月31日をもって、新規受付を終了しました。
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チャリティホワイト
とは?
チャリティホワイトは、ご利用料金の他にお客さまから毎月10円の寄付をいただき、それと同額(加入者1人当たり10円)をソフトバンクが拠出して1カ月当たり20円を2011年から約11年間、「中央共同募金会」と「一般財団法人あしなが育英会」に寄付しました。
第9回 キッズデザイン賞「奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞」受賞
「チャリティホワイト」は、寄付者と寄付先団体と受益者に効果的な連鎖を生み出した点が認められ、「第9回 キッズデザイン賞」(後援:経済産業省、消費者庁)を受賞しました。
寄付先と支援活動実績
チャリティホワイトによる寄付金は、東北で被災した子どもたちのための支援活動に役立てられました。
寄付先 | 社会福祉法人 中央共同募金会 |
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実績 | 2023年1月31日現在
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活動内容 |
チャリティホワイトの支援により2011年の発災直後から「赤い羽根『災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)』」および「赤い羽根『チャリティホワイトプロジェクト』」により被災地の子どもたちへの支援を実施。 「ボラサポ」では、仮設住宅での小中学生を対象とした学習支援や福島の親子を対象に、心身への負担を軽減するための保養キャンプ事業など1,432団体、延べ約64万人の子どもたちを見守る活動を支えてきました。 また、「チャリティホワイトプロジェクト」では、心のケアと学習支援を一体的に行う活動や福島県内から避難してきた子どもたちと地域との交流のための居場所づくりなど50団体、延べ1万5,000人の子どもたちを支える活動を支援しました。 |
メッセージ | 発災当時の被災地の子どもたちは家族や家を失い、精神的なダメージは計り知れないものがありました。震災により傷付いた心を慰めようと、県内外から多数のボランティア、NPOが駆け付け、心のケアや精神的なサポートが行われました。 子どもたちを巡る状況や課題が変化していく中においても、その時々に必要な支援を継続して行うことができ、これまでのボランティア、NPOの支援活動は、間違いなく被災地の子どもたちの成長を見守り、自立を後押しできたと考えています。 長年にわたり「赤い羽根チャリティホワイト」を通じてご支援をいただいた利用者の皆さま、ソフトバンクグループの関係者の皆さまに厚くお礼を申し上げます。 |
寄付先 | 一般財団法人 あしなが育英会 |
実績 | 2023年1月31日現在
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活動内容 |
震災直後から2013年3月末までに集まった募金全額を、2,083人の遺児全員に対し、一人当たり約282万円の「特別一時給付金」(返済不要)として給付しました。 また、長期的なグリーフケアサポートのため、2014年に宮城県仙台市と石巻市、岩手県陸前高田市の3カ所に心のケアのための施設「レインボーハウス」を開設。 レインボーハウスで子どもに寄り添い一緒に遊んでくれるボランティア育成のため、東北レインボーハウスでは、これまで計39回の「ファシリテーター養成講座」を開催しました。延べ726名の方が受講し、実際のプログラムに参加した延べ5,725人の子どもたちの大きな支えとなっています。 |
メッセージ | 皆さまのご支援により東北3カ所にレインボーハウスを建設し、「グリーフケア」を通して親と死別した子どもの「育ちと学び」を支えてきました。今や震災遺児の7割が18歳以上となり、進学、卒業、就職、結婚などそれぞれの人生を歩んでいます。グリーフケアには長い時間がかかります。レインボーハウスは今後も遺児とご家族の居場所であり続けます。 12年間「グリーフケア」を積み重ね、子どもたちの成長を見守り続けることができました。震災直後からチャリティホワイトを通じてご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 |
これまでの支援先団体の被災地における活動の様子は、「寄付先活動レポート」でご覧いただけます。