デジタルデバイド
(情報格差)への対応
情報にアクセスできない人をゼロに
多様化するお客さまのニーズに応え、スマートフォンをアクティブに活用するユーザー向けの「ソフトバンク」、ライトユーザー向けの「ワイモバイル」、オンライン専用の「LINEMO」など、特長の異なる複数のブランドを提供しています。
また、ショップへの訪問が困難なお客さまやデジタルネイティブ世代のユーザーによるオンラインで完結するサービスへのニーズが高まったことに対応し、オンラインショップも整備しています。
なお、2024年度にオンラインでご契約いただいたお客さまの割合は全体の13%、売上の割合は11%でした。
さまざまな年代の方へ
スマホの安心・
快適なご提案を
スマートフォンに不慣れな方などを対象に、全国各地でスマホ教室を開催しています。ご利用の携帯電話や通信キャリアに関係なく、どなたでもご参加いただけます。
| 専門の講師陣がサポート | 当社独自の資格を持つスマホアドバイザーが、参加者の「困った」をサポートします。 | |
|---|---|---|
| 参加者に合わせた教室スタイル | 対面教室 | お近くのソフトバンクショップや公共施設・商業施設で、直接受講いただけます。 |
| 移動型教室 | 「スマホなんでもサポート号」 交通が不便な地域やショップが遠い方の近くまで伺います。車内でモニターやタブレットを使い、オンラインで受講いただけます。気軽に学べる移動型の教室です。 | |
| オンライン教室 | 参加者のご自宅から、または最寄りの自治体施設(公民館など)に集まって受講可能。遠くに行かなくても、安心してスマホの基本操作などを学べます。 | |
自治体・団体向けスマホセミナーのお申し込みは、下記フォームにて受け付けています。個人で受講を希望される場合は、お近くのソフトバンクショップにお問い合わせください。
| 主な講座 | |||
|---|---|---|---|
| 対象 | 講座 | 目安時間 | 内容 |
| スマホをお持ちでない方・初心者の方 |
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60分 |
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| 初級者 |
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60分 |
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| どなたでも |
|
60分 |
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- [注]
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- ※上記以外にも講座を用意しています。その他の講座に関するご相談も申し込みフォームからお問い合わせください。
- ※感染防止対策については、当社作成のガイドラインを設けて行っています。
- ※地域により講師の派遣ができない場合があります。
- ※
テクノロジーの力で
人々の生活をより便利で豊かに
より多くの人々が便利で豊かな新しいライフスタイルを送れるよう、自治体の皆さまと協業し、デジタルデバイドの解消に取り組んでいます。
障がいのある子どもの学習と
社会参加を支援
当社は、東京大学 先端科学技術研究センターと共に、障がいのある子どものための携帯情報端末の活用事例研究「魔法のプロジェクト」に2009年から取り組んでいます。
2023年度までの取り組みでは、プロジェクトに参加する学校に当社からタブレットや人型ロボット「Pepper」※を一定期間無償で貸与し、テクノロジーを活用した支援をすることで、子どもたちの社会参加の実践事例を創出しました。
2024年度からは次の段階として、これまでの実践内容を基に、自治体・学校で実施する出張型プログラムを通じ、インクルーシブ教育を推進しています。
ICTの活用により、「これまで思うようにできなかったことが、できるようになる」という経験が、子どもの意欲を高め、それがさらに子どもの「できること」を増やせるように、今後も取り組みを広げる予定です。
魔法のプロジェクト(東京大学 先端科学技術研究センター/ソフトバンク株式会社)
| 2009年6月 |
携帯電話を使った「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」を開始 |
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|---|---|---|
| 2011年1月 |
iPadを活用した障がい児の学習支援を行う事例研究プロジェクト「魔法のふでばこプロジェクト」を開始 |
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| 2011年4月~ 2012年3月 |
「魔法のふでばこプロジェクト」において、全国約170校から選ばれた34校の特別支援学校教育現場でiPadを利用した事例研究を実施 |
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| 2012年1月 |
「魔法のふでばこプロジェクト」での蓄積した具体的な活用事例を、2012年1月に東京大学 先端科学技術研究センターで開催した成果報告会で発表 |
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| 2012年1月 |
「魔法のふでばこプロジェクト」活用事例集を発行 |
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| 2012年4月~ 2013年3月 |
生活支援の視点も加えた「魔法のじゅうたんプロジェクト」を開始 |
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| 2013年1月 | 「魔法のじゅうたんプロジェクト」での蓄積した具体的な活用事例を、2013年1月に東京大学 先端科学技術研究センターで開催した成果報告会で発表 | |
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ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のランププロジェクト」を開始 |
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| 2013年5月 |
「障がいのある子どもたちのための携帯情報端末を利用した学習支援マニュアル」を作成 |
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| 2014年4月 |
「魔法のランププロジェクト」の成果をまとめた携帯情報端末活用事例集を作成 |
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| 2014年4月~ 2015年3月 |
通常学級の発達障がい児も対象とした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」開始 |
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| 2015年4月~ 016年3月 |
新たなニーズに対する実践研究と活動普及「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」開始 |
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| 2016年4月~ 2017年3月 |
知見やノウハウを教員志望の若手人材と共有する「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」開始 |
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| 2017年4月~ 2018年3月 |
障がいのある児童・生徒にコミュニケーションの幅を広げる「魔法のプロジェクト2017 ~魔法の言葉~」開始 |
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| 2018年4月~ 2019年3月 |
児童・生徒が支援や配慮を途切れることなく受けられる環境づくり「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」開始 |
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| 2019年4月~ 2020年3月 |
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」開始 |
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| 2020年4月~ 2021年3月 |
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」開始 |
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| 2021年4月~ 2022年3月 |
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021 ~魔法のMeasure~」を開始 |
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| 2022年4月~ 2023年3月 |
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2022~」を開始 |
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| 2023年4月~ 2024年3月 |
ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~インクルーシブ教育ICTゼミ2023~」を開始 |
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| 2024年4月〜 2025年3月 |
ICTを活用して学習に困難を抱える子どもたちの学習・生活支援を行う「LEARN with ソフトバンク~魔法のプロジェクト2024~」を開始 |
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- [注]
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- ※ソフトバンクグループ株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、本プロジェクトに無償貸与されています。
- ※
AIの活用で誰もが円滑に
会話できる環境づくりを
国立大学法人 電気通信大学と当社が共同開発した「SureTalk」は、AIを使用した手話ユーザーと音声ユーザーのコミュニケーションをより円滑にするサービスです。
カメラ付き端末で読み取った身体の動作をAIが追跡し、手話の特徴を抽出していくことで、手話を認識し、リアルタイムでテキストに変換します。手話認識は、たくさんの手話動画データを必要としますが、人それぞれの手話動作の特徴を抽出し、そのデータを数値化してAIに学習させることで、一つの手話として認識が可能になります。
「SureTalk」の活用を通して、聴覚に障がいのある方があらゆる場面で自由にコミュニケーションができる社会基盤の構築を目指しています。
スマホアプリで
困りごとを抱えている方の
活躍の場を広げる
アシストガイドは、日常生活の「やること」や「やりかた」を視覚的に並べられるアプリで、一つ一つの活動をスマホやタブレットのカメラで写真にして、それに解説を付けて順番に並べることで、活動の全体像を把握することができます。
「アシストガイド」をお子さまや日常生活に困りごとを抱えている方(知的障がい者や発達障がい者など)が使用することで、日常生活における活動の場を広げることが可能です。
2021年11月、2022年7月には、国立大学法人香川大学と香川県高松市で鉄道とバス乗車の実証実験を実施しました。A地点からB地点までの行き方をアシストガイドを使って写真の手順にすることで、これまで電車やバスに乗ることが難しかった知的障がいや発達障がいのある方が一人で移動することができました。
引き続き、全国各地でワークショップを開催し、アプリの活用方法について学んでいただく機会を提供していく予定です。
今後もアシストガイドを通じて社会の障壁をなくし、その人本来の能力が発揮できる環境づくりを推進していきます。
テクノロジーを活用し
障がいのある若者の
リーダー育成に貢献
2007年より、障がいのある若者のための進学・就労支援プログラム「DO-IT(Diversity,Opportunities,Internetworking and Technology) Japan」(東京大学 先端科学技術研究センター主催)を支援しています。
このプログラムは、読み書きの困難を抱える小中高生および大学生の進学とその後の就労への移行支援を通じて、将来社会のリーダーとなる人材を育成することを目的にしています。
今後も、障がいや病気を抱える参加者のコミュニケーション力の向上、また、社会に存在するバリアーを解明し、多様性のある開かれた社会を実現するため、支援活動を行っていきます。
情報通信端末の
無償提供などを通じて
情報格差の解消を推進
インターネット通信を活用したサービスやデバイスは年々増えており、ITはQOL(クオリティオブライフ)を支える重要なライフラインへと成長しました。一方で、生活環境や所得などによりインターネットへのアクセシビリティに差が生じることで、情報格差が生まれているといわれています。アクセスできる情報の量が少ないと、生活に便利なサービスや新たな情報に触れる機会の損失につながり、学力や就職、さらには所得水準に影響を与えかねません。
当社では、所得による情報格差への対策の一つとして、貧困が原因で学習の機会を得られない子どもたちや、遺児・孤児などを支える非営利団体へスマートフォンやタブレットなどの情報通信端末を無償で提供しています。ICTを通じて、生活環境に関わらず、誰もがインターネットの利便性を実感できる社会の実現を推進していきます。

