障がいへの理解
誰もがいきいきと暮らせる社会を目指し、障がいのある方をサポートするサービスの提供や社会参加を支援するための環境づくりに取り組んでいます。
日常生活と社会参加を支援
多様な人が共に働く環境を整備
東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野と連携し、障がいや子育て、介護、闘病など、何らかの理由により長時間の勤務が難しく、働く機会を得られなかった方が、週20時間未満で就業できる「ショートタイムワーク」を推進しています。就労環境を整えることで「共に働く」を実現するインクルーシブな働き方として、自社での雇用だけではなく、さまざまな企業がこのような働き方を取り入れ、働き方の選択肢の一つとなるよう取り組んでいます。それぞれの特性や経験を生かして働くことで、より多様な方の就労機会を創出し、企業や地域においても、人材の有効活用が期待できます。
「Zero Project Award 2025」を受賞
「Zero Project Award」は、バリアのない世界の実現を目的にオーストリアのエスル財団が設立した「Zero Project」が主催するアワードです。
「Zero Project Award 2025」では「雇用とICT」をテーマに90カ国、522件の応募があり、その中から「ショートタイムワーク」を含む77件がアワードに選ばれました。
困りごとを抱える子どもの
日常生活と社会参加を支援
日常生活における「やること」とその「やりかた」を視覚的に提示できるアプリ「アシストガイド」を提供しています。知的障がいや発達障がいがある子どもを例として、困りごとを抱える子どもに「やること」と「やりかた」を視覚的に提示することで、先の見通しが立ちやすくなり、1人ではできなかったことができるようにサポートします。
「アシストガイド」では、保護者や支援者が「やること」と「やりかた」を簡単に作成することができるため、保護者や支援者の負担を低減するとともに、きめ細やかな支援を可能にします。アシストガイドは日本の全ての通信事業者に対応しており、アプリをダウンロードするだけで無料で利用いただけます。