研究開発

「全国うごき統計」のデータを活用して人流と感染症拡大の関係を分析。「Scientific Reports」に論文掲載

ソフトバンク株式会社は、理化学研究所の協力の下、「全国うごき統計」の人流データを用いて人流と新型コロナウイルスの感染拡大の関係を分析。その論文が、ネイチャー・リサーチ社のオンライン学術雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。 目次 人口…

歩くだけでバリア情報を収集! 歩行データをもとにAIがバリアフリーマップを自動生成する技術を開発

バリアフリーマップとは、高齢者や車いす、ベビーカー利用者などの交通弱者でも安全に通行できるように段差や傾斜を明示した地図のことで、自治体や民間企業などが発行しています。歩行者の歩行データを収集することで、低コストで広範囲のバリア情報を取得…

iPS細胞から培養した脳組織が未来のコンピューターに!? ソフトバンクと東京大学が「BPU」を共同研究

なぜ脳は、物事を学ぶことができ、学んだことがない事にも予測や推論ができるのだろう。 こんな脳特有の仕組みをコンピュータに活用できないか。 ソフトバンク株式会社の先端技術研究所と東京大学の池内与志穂 准教授が共同研究を行い、iPS細胞を使って作る…

量子コンピューターで乳がん検知のアルゴリズムを検証。IBM Community Japanのナレッジモール研究で優秀賞

IBM Community Japanの「ナレッジモール研究」は、企業、業界、世代の枠を超えたワーキンググループの仲間と自主的に行う共創研究活動のプログラムです。参加者が約8カ月間にわたって特定のテーマについて研究を行い、その成果を社会に広く発信することを目…

エッジAIで養殖産業をサポートする最新技術が、国際的なアワード「CES Innovation Awards®」を受賞

海の上や山間部など都市部から離れた場所で営まれる農業や水産業、畜産などの第1次産業。通信が届きにくい場所が多く、デジタル技術やAIの活用が遅れている分野です。 そんな第1次産業でのAI活用を推進するため、ソフトバンク株式会社と米国 Aizip, Inc.が共…

宙をつなぐ。宇宙から通信を届けるNTNソリューションを「2024国際航空宇宙展」で展示

6年ぶりの開催となった日本最大級の航空・宇宙の総合展示会「2024国際航空宇宙展」。国内外の主要企業や政府機関、大使館・業界関係者などが東京ビッグサイトに集結し、10月16〜19日の日程で開催されました。ソフトバンクは「宙をつなぐ。」をテーマに、宇宙…

事故リスクを予測し運転手に通知。Hondaとソフトバンクが挑む交通事故ゼロの未来

自動運転など次世代モビリティーの実現のために重要となるのが、車両が通信ネットワークに常時接続されるコネクテッド技術です。交通を取り巻くさまざまなものや環境がつながることで、事故を未然に回避し、人々が安心・安全に移動できる未来を目指していま…

入社して2年、日本発のAI研究で世界へ。世界最高峰の国際会議「ACL」で論文採択

「あれ…、鍵をどこに置いたっけ…?」 うっかり物をおいた場所を忘れてしまうことってありますよね。そんな日常生活のささいな困りごとまで、AIがサポートしてくれる。そんな未来を実現する技術の一つが自然言語処理を応用した「画像キャプショニング」なんで…

6G時代に向けた新たな一歩へ。テラヘルツ無線を使った車両通信に成功 ―ギジュツノチカラ テラヘルツ編

ソフトバンクはBeyond 5G/6G時代に向けたさまざまな技術開発に取り組んでいます。2024年6月、独自のアンテナ技術を活用し、次世代の超高速無線通信として期待されるテラヘルツ通信の実現に向け、テラヘルツ通信エリアを構築する実証実験に成功したと発表。…

“おいしい魚” の品質規格をつくる。魚の鮮度やうまみの測定手法の確立を目指す「品質規格標準化プロジェクト」

ソフトバンクは、魚の価値の向上を目指し、魚の鮮度やうまみの測定手法の確立に向けた品質規格標準化プロジェクトを開始しました。またプロジェクトの実現に向けて、コンソーシアムを設立。参画企業とともにプロジェクトの内容についての発表会が行われまし…

空間IDを活用しロボットやドローンの移動を最適化。空間情報の整備に向けた実証実験

近年さまざまな分野でロボットやドローンの活用が検討されています。街や施設内を自律的に走行するためには、位置情報や建物、道路、屋内であれば入口や通路といった空間情報を基に作成した地図で移動ルートをあらかじめ設定する必要があります。 ロボットや…

食糧問題を担う養殖産業の課題解決へ。ソフトバンクが愛媛県で挑むスマート真鯛養殖

さまざまな産業でDXが進む中、農業や漁業といった第一次産業は、生産者の知識や経験を基に営まれることが多く、比較的スマート化が進んでいない分野とされています。 愛媛県西予市三瓶町で真鯛養殖のスマート化に取り組むソフトバンクのIT統括 IT&アーキテ…

謎多き古代魚「チョウザメ」の生態を見える化! AIを使ってスマートな養殖へ

高級食材キャビアの親であるチョウザメ。その生態はまだ解明されていないことも多く、飼育や養殖が難しいという事情があります。 テクノロジーを使ってチョウザメの養殖業を発展させる産学官連携が実現。チョウザメについて生物学や解剖学からの知見を持つ国…

空から届ける通信サービスの実用化へ一歩前進。係留気球基地局による実証実験に成功

空に浮かぶこの物体、何か分かりますか? 実はこれ、携帯電話の基地局を搭載した係留気球なんです。 現在ソフトバンクでは、成層圏通信プラットフォーム「HAPS」の実用化に向けて、上空から安定した通信を届けるための技術開発に取り組んでいます。5月にこの…