安心安全への配慮
情報通信を担う責任として、誰もが安心・安全にスマートフォンやインターネットを使用できるよう、子どもたちに適切な使用を促すための啓発活動や、お客さまが犯罪に巻き込まれないためのサービス提供などに取り組んでいます。
子どもを守るための取り組み
家庭で話し合うスマホのルール
子どもが安心・安全に携帯電話やスマートフォンを利用するためには、フィルタリングなどの機能を設定するだけではなく、使い方について家庭でしっかりと話し合うとともに、保護者の見守りと子どもが携帯電話のマナーを身につけるルールづくりが大切です。子どもがスマホを持つときに保護者が知っておくべき情報や、親子の間で決めておくべきルールの参考になるポイントを紹介しています。
携帯電話利用のルール |
お子さまが安心・安全に携帯電話を利用するためには、フィルタリングなどの携帯電話の機能を設定するだけではなく、携帯電話の使い方についてご家族でしっかりと話し合い、保護者の見守りと、お子さまが携帯電話のマナーを身につけるルールづくりが大切です。 |
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ケータイマナー |
映画館や美術館など多くの人が集まる場所では、通話は周囲の迷惑となったり、操作しながらの歩行が思わぬ事故につながる危険があります。いつでもどこでも使える携帯電話だからこそ、場所をわきまえたマナーを心掛けてください。 |
撮影ルール |
カメラ付きの携帯電話を使って、書店で雑誌などの記事を撮影することはルール違反となります。便利で手軽なカメラ機能ですが、さまざまな場面で社会問題となっていますのでご注意ください。 |
スマホを安心して使うために
子どもが安全で快適に携帯電話やスマートフォンを利用できる環境を整えるため、フィルタリングサービスの提供や安心機能を備えたスマートフォンの提供などに取り組んでいます。
安全に利用するためのサービス
フィルタリングサービス |
低年齢層へのスマートフォンの普及が進んだことから、子どもたちがインターネットを通じて有害なサイトにアクセスし、トラブルに巻き込まれる危険性が高くなっています。このようなトラブルを予防し、子どもたちに安全なインターネット環境を提供するため、当社では「あんしんフィルター」「ウェブ安心サービス」といった無料のフィルタリングサービスを提供し、お客さまの満足度向上に努めています。
あんしんフィルター(ソフトバンク)
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料金プラン |
“ソフトバンク”、“ワイモバイル”、オンライン専用の新ブランド“ラインモ”(LINEMO)の三つのブランドにおいて、普段の使い方などに応じたお客さまの多種多様なニーズにあった料金プランを展開しています。 |
ソフトバンクまとめて支払い(使いすぎ防止機能) |
子どもが目を離した隙に高額な有料アプリやコンテンツを購入してしまわないよう、保護者が事前に設定を行うことで、必要なアプリのみをインストールし、それ以外のインストールやコンテンツ購入を制限することができます。
ソフトバンクまとめて支払い(ソフトバンク) |
一定額お知らせサービス |
子どもの携帯電話の使い過ぎを保護者へメールでお知らせします。設定額は5,000円~10万円の間で1,000円単位の指定が可能です。 |
安心遠隔ロック |
子どもが携帯電話を紛失もしくは置き忘れをした場合、保護者から「My SoftBank」「My Y!mobile」や電話での総合案内「157」「116」から手続きすることで遠隔で携帯電話をロックし、拾得者による不正利用や個人データの漏えいなどのリスクを軽減することができます。ロック以外に、ロック解除、SDメモリカードのデータ消去※2などの操作ができます。
安心遠隔ロック(ソフトバンク)
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安心機能を備えた
子ども向けスマートフォン
保護者の方が子どもに安心して持たせることができるよう、利用できる機能を通話とメールに限定した「キッズフォン3」を提供しています。いつでも子どもの居場所を確認でき、防犯ブザーが作動すると位置を通知し付近の写真を送付したり、知らない人からの連絡をブロックする機能など、万一のトラブルや犯罪に備えています。
利用時のリテラシーとモラル
安全に利用するとともに“自分で考えて使いこなしていく”力を身につけることが大切と考え、子どもおよび、彼らを取り巻く関係者(保護者、教員など)の情報リテラシーやモラル向上につながる取り組みをサポートしています。
ICT機器を正しく活用するための
情報モラル教育を支援
ソフトバンク株式会社とLINEヤフー株式会社、一般財団法人LINEみらい財団は、児童・生徒が情報モラルに関する知識を身に付けられる環境づくりを推進するため、「デジいく」(デジタル活用能力育成プロジェクト)を発足しました。このプロジェクトは三者がこれまでに取り組んできた情報モラル教育における知見やノウハウを集め、より分かりやすく使いやすいコンテンツを提供します。
この取り組みでは「GIGAワークブック」の推進を行います。
「GIGAワークブック」は、「情報モラル」と「情報活用」に焦点を当て、ネットの特性や適切なコミュニケーション方法、情報のリスクなどを学ぶ、情報モラル教育の内容を充実させた教材です。教材の作成や提供だけでなく、活用の手引きや教員向けの研修、サポートにも力を入れています。
学校や家庭での
情報リテラシー教育を支援
映像教材DVDと指導案冊子から成る情報モラル学習教材「みんなで考えよう、スマートフォン」※3を学校関係者やPTA、地域の団体などを対象に無償で2008年から2023年3月まで提供しました。本教材は、知識を一方的に教える形式ではなく、映像教材を基に問題を提起し、受講者同士で話し合いながら解決方法を考えることができる参加型授業のプログラムです。
- [注]
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- ※3ワークショップ形式の実践授業で実績のあるNPO法人 企業教育研究会と共同で企画・制作。研修・教材の新規提供は2023年3月末をもって終了しました。
- ※3
これまでの授業実施実績
研修実施回数 | 722回 | 研修受講者数 | 60,205人 |
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教材活用授業数 | 2,477回 | 教材活用授業受講者数 | 75,941人 |
- [注]
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- ※研修回数は2008年から、教材活用授業数は2015年から集計。
- ※
情報モラル教育に関するお問い合わせ |
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コミュニケーションのトラブルを防ぐ
当社は長野県と2018年9月に包括連携協定を締結しており、子ども支援の取り組みの一環として、長野県出身のタレント・鉄拳さんによるパラパラ漫画「ずっとともだち」を制作しました。動画ではスマートフォンで発生するコミュニケーショントラブルをテーマに、人と人とのつながりの大切さを伝えています。
インターネット利用のための啓発教材(総務省)
青少年・保護者・教職員向けのインターネットに関わるトラブル事例集や、高齢者・低年齢層(~6歳程度)がスマートフォン等を安心・安全に利用するための啓発教材を総務省が作成し公開しています。
インターネットトラブル事例集
トラブル対策ブック(アクティブシニア対象)
デジタル時代の子育てを一緒に考えてみよう!(低年齢層(~6歳程度)の保護者対象)
迷惑行為・犯罪行為から守る
携帯電話やスマートフォンを正しく利用するために
メールやウェブサイトでの迷惑行為や犯罪行為を防止し、お客さまに快適にサービスをご利用いただくための取り組みを行っています。お客さまが迷惑行為の被害者・加害者にならないよう、携帯電話やスマートフォン、インターネットにおいて対策を拡充するとともに、歩きスマホなどの携帯電話ご利用時の不注意による接触事故防止など、安全対策の啓発活動にも力を入れています。
振り込め詐欺や架空請求メールへの対応 |
なりすましメールや架空請求メール、チェーンメールなどの迷惑行為やトラブルへの対処法などを説明しています。まずは慌てず、自分自身が被害者・加害者にならないよう冷静に対応してください。 |
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ご利用上の注意事項 |
携帯電話やスマートフォンを取り扱う際の注意点をまとめています。 |
違法行為や権利侵害防止のために
「SoftBank 光」「SoftBank Air」などインターネット接続サービスをご利用の一部のお客さまによるウイルス拡散や迷惑メール・掲示板での不適切な書き込みなど、ネット上の迷惑行為に関する被害連絡を受け付け、迅速に対応しています。インターネット上の違法・有害情報や権利侵害情報の発信元として当社が提供するサービスが利用されていた場合は、関連法令や関連ガイドラインにのっとり、早急に適切な措置を施しています。
当社サービス契約中の会員による迷惑行為について
当社サービスを契約中の会員によるインターネット上での迷惑行為について、メールにて問い合わせを受け付けています。申告いただいた内容を確認の上、対応を行う際に必要な情報などを返信させていただきます。
お問い合わせ |
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- [注]
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- ※当社提供のサービス内容、契約などについては「サポート」ページよりお問い合わせください。本問い合わせにご連絡いただいても回答できかねますので、あらかじめご了承ください。
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関連情報
子どもを守る活動に協賛
安心ネットづくり推進協議会
健全なインターネット社会実現のために、普及・啓発に取り組む「安心ネットづくり促進協議会」に参加しています。
チャイルドライン
「チャイルドライン」は、いじめや暴力などの問題を抱えながら、周囲に相談できない子どもの声を受け止める電話での相談窓口です。チャイルドラインでは、従来の問題解決を目的とした相談電話とは異なり、子どもの声にひたすら耳を傾け、子どもの心を受け止めることで、子ども自身で解決ができるようサポートしています。
当社は「チャイルドライン」の活動に賛同し、支援を行っています。