地球温暖化対策

温室効果ガス排出量を削減する

ソフトバンクグループ

ソフトバンクグループが入居する本社ビルでは、エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)や東京都環境確保条例の趣旨を踏まえて、電灯照度の適正調整や、空調稼働時間の合理化をはじめとするさまざまな省電力化を推進しています。

さらに本社をはじめ、ソフトバンクのネットワークセンターやデータセンターでは、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、消費電力量の削減に積極的に取り組んでいます。

国民運動「COOL CHOICE」に賛同

ソフトバンクグループは環境省が実施する地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」に賛同し、その周知啓発を呼びかけています。

「COOL CHOICE」とは、地球温暖化対策推進本部が掲げた2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のために、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動です。

再生可能エネルギーの普及・拡大活動の一環として、SBエナジー株式会社が発電した再生可能エネルギーを活用した電力サービス「ソフトバンクでんき」での「自然でんき」提供を始めとした取り組みを通じ、地球温暖化問題の解決に貢献していきます。

ソフトバンク株式会社

ソフトバンクでは、基地局およびネットワークセンターの空調設備の設定温度を、設備が正常に稼働できる範囲で最適化したり、省エネルギーのトップランナー設備を積極的に採用して、老朽化・陳腐化した設備のエネルギー使用の効率化を推進する計画的な更新をしたりすることで、効率的な省エネ施策の策定を進めています。

環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得し、ネットワークセンターやデータセンターなどの通信施設においても、消費電力量の削減に積極的に取り組んでいます。特にデータセンターでは、熱流解析の可視化や局所型空調の実施などにより、消費電力の削減効果を得ています。

エコICTマークの取得

「ICT分野におけるエコロジーガイドライン協議会」の主旨に賛同し、エコICTマークを取得しています。エコICTマークは、協議会が定める一定の基準に達した企業に与えられるもので、CO2排出削減に着目した装置やサービスの「調達基準」を策定するなど、電気通信事業者としてCO2排出削減の取り組みを自己評価し、取得しました。

電気通信事業者によるCO2排出削減の取り組み自己評価チェックリスト
必須項目
評価項目 実施の有無・取り組みの内容 関連ページ
環境自主行動計画の作成など 省エネルギー化によるCO2排出削減を目的とした各種取り組みを記載した環境自主行動計画を策定・運用しているか 環境の維持・保全に取り組むための環境行動指針を制定するとともに、エネルギー使用量削減や再生紙利用の促進、産業廃棄物の適正処理、グリーン調達や環境教育プログラムの実施などについて環境目標を設定し、全社で取り組んでいます。
環境自主行動計画に、省エネルギー化によるCO2排出削減を目的とした各種数値目標を記載した具体的な取り組みを盛り込んでいるか 環境目標として、電力使用量削減のための数値目標を設定し、全社で取り組んでいます。
環境自主行動計画を社内外に公表するとともに、社員への周知・啓発活動を行い、環境意識向上に努めているか 環境行動指針および環境目標を当サイトにて公表しています。
また、社員に対しては、社内イントラネットのCSRページに掲載するとともに、定期的なeラーニングや環境意識啓発情報展開の実施などにより、社員一人一人の意識向上に努めています。
環境自主行動計画に記載した各種取り組みの実施状況・達成状況を一般に公開しているか 当サイトの「CSR 企業の社会的責任>環境の未来を」にて、環境への取り組みについて公開しています。
調達に関する取り組み ICT機器、データセンターについて、本ガイドラインで規定した評価基準に基づく調達基準を作成し、それに沿った調達を行っているか CO2排出量削減の促進に寄与する製品の導入を推進するため、お取引先の皆さまに対してグリーン調達における基本的な考え方を示す「グリーン調達ガイドライン」を制定し、ガイドラインに沿った調達活動を実施しています。
オフィスで利用する事務機器、物品、物流について、グリーン購入など省エネに配慮した調達を行っているか コピー用紙にエコマーク適合商品の再生紙を採用しています。また、文房具類についても、グリーン購入法適合商品やエコマーク商品など、環境負荷の少ない製品の購入を促進しています。
推進体制 省エネルギー化によるCO2排出削減の取り組みについて、担当部署もしくは担当者を設けているか CSR統括部が事務局となり、全社で温室効果ガス削減に取り組んでいます。
環境自主行動計画に掲げた目標等の実施状況・達成状況について、適切に把握するとともに内部監査等を行う体制をとっているか ISO14001の認証を取得し、そのプロセスに従い、環境目標の作成と適宜見直し、実施状況・達成状況の確認、および内部監査を実施しています。このような環境マネジメントシステムのPDCAサイクルが適切に実行されるための体制を整備しています。
任意項目
評価項目 実施の有無・取り組みの内容 関連ページ
その他の環境対策の取り組み 省エネの取り組み以外に環境に配慮した取り組みを行っているか
地域社会と連携した環境保全の活動を行っているか 年間2日の「ボランティア休暇」を付与しており、毎年複数の社員がこの制度を利用して植樹や清掃活動など、地域社会と連携したさまざまな環境保全活動に参加しています。

「ホワイトワークスタイル」で電力と紙の使用量を削減する

ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社では、ICT(情報通信技術)を活用することで、地球環境に配慮した事業を展開しています。新しい働き方として「ホワイトワークスタイル」の実践や企業への提案を行い、業務効率向上だけでなく、業務中の電力や紙の使用量削減に取り組んでいます。

「ホワイトワークスタイル」とは、ネットワークに接続するだけで、ソフトウエアや導入企業内の業務システムを利用できるサービスです。自宅のパソコンやiPhone、iPadからも会社のパソコン環境と同等の環境に接続できるので、在宅勤務などのテレワーク、移動中や出先でのモバイルワークが可能となり、場所や時間の制約を受けず、柔軟に働くことができます。

また、「ホワイトワークスタイル」では、各自のパソコンではなくネットワーク上のサーバーで演算処理を行うため、パソコン本体の消費電力削減が可能となります。さらに、これらのサーバーを大規模データセンターへ集約することで稼働効率が向上し、総合的に電力消費量を削減することができます。

総務省の試算によれば、在宅でのテレワークを導入するとオフィス自体は、OA機器や照明設備の稼働削減により電力消費量が43%削減でき、テレワーク先の家庭とオフィスの電力消費量を合算しても、テレワーク導入前よりも14%削減できると発表されています。テレワークを進めることで社会全体としてのエネルギー消費量を削減することが可能であり、省エネルギーの観点からも重要な取り組みといえます。

さらに、iPhoneやiPadを活用することにより、サーバー上に保管されている資料を必要に応じてその場で確認できるとともに、パンフレットやチラシといった紙資料の削減や、動画などを活用したより分かりやすい説明が可能となりました。

データセンターのエネルギー効率の改善に取り組む

株式会社IDCフロンティア

次世代型データセンターコンプレックス「アジアン・フロンティア」(福岡県北九州市)は、大規模な商用データセンターとして日本で初めて外気空調を採用した環境対応型データセンターです。独自の建築様式GreenMall®により、高密度化が進むサーバー運用と空調効率を最適化することで、省エネルギーを実現しました。これまでに「第36回環境賞 環境大臣賞・優秀賞」「平成20年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」「第6回北九州市環境賞 奨励賞」を受賞しています。

また、2010年度は、データセンターおよびビジネス・コンピューティング全般のエネルギー効率化に取り組む団体であるグリーン・グリッド(The Green Grid)とDatacenterDynamics社が共催する、「グリーン・グリッド データセンター・アワード2010」の特別賞を受賞しました。本アワードは、グリーン・グリッド、DatacenterDynamics社のほか、グリーンIT推進協議会、日本データセンター協会で構成されたアワード実行委員会により、データセンターのエネルギー効率改善への取り組みや指標改善の継続などに対して表彰されたものです。

また、福島県白河市の「白河データセンター」では、北九州データセンターの運用経験から得た高度なノウハウを基に、建築機能と空調機能を融合した建物一体型の外気空調システムを導入しました。これにより年間空調負荷の90%以上を冷涼な外気を取り込む外気空調で賄っており、データセンターで消費する電力の多くを占める空調電力を大幅に削減し、PUE※11.2以下を目指しています。

加えて、エネルギー管理装置によるエネルギー分析を導入して省エネ効果を検証し、より一層の省エネ継続・推進を図っていきます。

[注]
  • ※1
    Power Usage Effectiveness
    データセンターのエネルギー効率を示す指標の一つで、データセンター全体の消費電力をIT機器の消費電力で割った値で算出する。日本における一般的なデータセンターのPUE値は2.0以下と言われている。

再生可能エネルギーの活用に取り組む

ソフトバンク株式会社、福岡ソフトバンクホークス株式会社

埼玉県戸田市にあるソフトバンク株式会社のネットワークセンターには、年間約1万kWhの発電能力を持つソーラーパネルが設置されています。また、ソーラーパネルを備えた無線基地局(通称「エコ基地局」)があり、天候良好時には基地局稼働に必要なエネルギーを全て太陽光発電で賄うことができます。

福岡ソフトバンクホークスが宮崎県で行う春季キャンプでも、再生可能エネルギーを活用しています。2014年以降の春季キャンプは、「ホークスビレッジ」(飲食店・土産店エリア)の消費電力の一部をバイオマス発電※1によるグリーン電力で賄っています。

[注]
  • ※1
    バイオマス発電とは、生ごみや牛の糞尿などのバイオマス(量的生物資源)を用いたエネルギー利用。